経理

経理のアウトソーシングを辞めた理由!伝票入力を内製化に戻した企業のリアルな選択

2026/06/27

「経理をアウトソーシングすれば、面倒な作業から解放されて現場がめちゃくちゃ楽になるはず!」

そう期待して記帳代行や外注サービスを導入したものの、気づけば「あれ、思ったより手間が減ってない…?」「むしろ二度手間になってない?」とモヤモヤしている企業、実はかなり多いんです。

便利だと思って始めた経理の外注を、わざわざコストと手間をかけて「内製化」に戻す会社には、一体どんな裏事情があるのでしょうか。

今回は、経理アウトソーシングを辞める決断をした企業の本音や、実際に起きた失敗談、そして内製化に戻して分かったリアルなメリットを包み隠さずシェアします。

「外注か内製か、結局うちの会社はどっちが正解なの?」と悩んでいる経理担当者や経営者の方は、ぜひ最後まで読んで、後悔のない選択の参考にしてくださいね!

1. ぶっちゃけ何がダメだった?アウトソーシングをやめた会社の本音

「経理の手間を減らして本業に集中したい!」と思って導入したアウトソーシング。でも、実際にやってみたら「あれ?なんか思ってたのと違う……」と、結局自社での内製化に戻す会社が実は少なくありません。

じゃあ、一体何がダメだったのか?やめた会社の本音を覗いてみると、一番多かったのが「コミュニケーションのタイムラグ」です。
質問や確認をしたいだけなのに、メールの返信が翌日になったり、急ぎの書類作成に対応してもらえなかったり。自社に担当者がいればその場で5秒で解決するようなことが、外注したことで余計に時間がかかってしまうという、本末転倒な状況にストレスを感じる現場はとても多いです。

さらに、「社内に経理のノウハウが全く残らない」というのも大きな落とし穴。外注先に丸投げし続けた結果、自社の経営状況や数字の動きがタイムリーに把握できなくなり、「今、うちの会社ってぶっちゃけ儲かってるの?」がすぐに見えなくなってしまう怖さがあります。

便利だと思って始めた外注が、気づけば業務のスピード感を鈍らせる原因になっていた。これが、多くの企業がアウトソーシングを辞めて「やっぱり自分たちでやろう!」と内製化に戻したリアルな理由です。

2. 「丸投げすれば楽になる」の罠!自社で入力し直すハメになった失敗談

「経理の手間をなくしたいから、とりあえず全部外注に丸投げしよう!」

そう考えてアウトソーシングを導入する企業はとても多いです。確かに、面倒な領収書の整理や伝票入力から解放されると思えば、夢のような選択肢に見えますよね。しかし、ここに大きな落とし穴があります。実際に丸投げした結果、かえって社内の業務が増えてしまい、最終的に自社での入力に戻した企業のリアルな失敗談をご紹介します。

あるIT関連の企業では、毎月の経費精算や売掛金の管理をすべて外部の代行業者に委託することにしました。これで社内のリソースを本業に集中できると期待していたのですが、数ヶ月後に悲劇が起こります。

戻ってきたデータを確認すると、自社ならではの勘定科目のルールや、取引先ごとの細かい管理ルールが全く反映されていなかったのです。業者側に事前のすり合わせやマニュアル化をしないまま「丸投げ」してしまったため、一般的な基準で機械的に処理されてしまっていました。

結果として、社内の担当者が「この経費はここじゃない」「この売上の仕訳が違っている」と、すべてのデータを1つずつ確認し、結局は自分たちで修正や入力作業をやり直すハメになりました。これでは、高い委託費用を払っている意味がありません。

「丸投げすれば楽になる」というのは、事前の準備や、自社の業務プロセスに合わせた丁寧な仕組みづくりがあってこそ成り立つものです。丸投げという言葉の甘い響きに頼りすぎると、二度手間が発生してコストも時間もドブに捨てることになりかねません。業務を効率化するためには、ただ外注するだけでなく、自社の実態に寄り添って柔軟に対応してくれるパートナー選びや、事前の業務整理が何よりも大切です。

3. スピードと修正の手間が命取り?内製化に戻して気づいたリアルなメリット

経理を外注してみて一番「うーん……」と頭を抱えたのが、情報のタイムラグと、ちょっとした修正にかかる手間でした。

アウトソーシングって、こちらから領収書やデータを送ってから、実際にシステムに入力されて戻ってくるまでに数日から数週間のズレが発生しますよね。そうすると、「今、手元にいくらキャッシュがあるのか」「今月の売上ペースはどうなのか」といった、経営のリアルタイムな数字がすぐに見えなくなってしまうんです。

さらに地味にストレスだったのが、入力内容にミスや確認事項があったときのやり取り。
「この領収書の目的は何ですか?」「この請求書の振込先、前月と違いますが合っていますか?」といった確認のメールや電話が何度も往復することになり、結局自分たちで確認して返信する手間が発生します。これなら、最初から自分たちで入力してその場で解決したほうが圧倒的に早いんじゃないか、と感じる場面が本当に多かったんです。

思い切って内製化に戻した結果、得られたメリットは想像以上でした。
何より、日々の数字がその日のうちに反映されるので、経営の意思決定スピードが劇的に上がりました。わざわざ外注先の担当者からのレスポンスを待つ必要もありません。

もちろん、すべてを自分たちで抱え込むのは大変ですが、最近は記帳や経理業務を裏でサポートしてくれる頼もしいサービスもあります。例えば、B-followのような実務に寄り添ってくれるサポートを上手に組み合わせることで、面倒な入力の手間を最小限に抑えつつ、社内でスピーディーに完結できる体制が作れます。

「外注すれば楽になる」と思いがちですが、社内で完結できるスピード感とコントロールのしやすさは、何物にも代えがたい大きなメリットです。

4. 外注vs内製、結局どっちが正解?迷える経理担当者に伝えたい判断基準

経理業務を外注するべきか、それとも社内で完結させるべきか、本当に悩みますよね。他社の成功事例を聞いて「うちも外注しよう!」と踏み切ったものの、いざ始めてみると思ったように現場が回らず、結局内製に戻したという企業も少なくありません。

結論から言うと、どちらが「100点満点の正解」ということはありません。会社の規模や成長フェーズ、そして社内のリソースによって最適な答えは変わるからです。

迷える経理担当者のみなさんに、どちらを選ぶべきかのシンプルな判断基準をまとめました。

まず、「外注」が向いているのは、以下のようなケースです。
・経理の担当者が突然辞めてしまい、採用や教育に時間をかけられない
・領収書の整理や単純なデータ入力といった、ノンコア業務に追われて本業に集中できない
・プロの手による正確な処理と、客観的な目でのチェックが欲しい

一方で、「内製(自社でやる)」に戻したほうがいい、あるいは最初から内製が向いているのは、以下のようなケースです。
・日々の売上や経費の動きをリアルタイムで把握し、すぐに経営判断に活かしたい
・社内の業務プロセスが頻繁に変わるため、マニュアル化して外部に説明するほうが手間になる
・自社独自の複雑な取引ルールがあり、外注先とのコミュニケーションに時間がかかりすぎる

もし、「丸投げするほどの予算はないけれど、社内のリソースだけでは不安」という場合は、すべてをどちらかに決める必要はありません。

例えば、毎日の領収書入力や請求書の発行といったスピードが求められる作業は自社で行い、月次の決算処理や専門知識が必要な税務周りのチェックだけを信頼できるプロに依頼するという「ハイブリッド型」の選択肢もあります。

大切なのは、「楽になりそうだから」というイメージだけで選ぶのではなく、自社が今、経理に何を求めているのかを明確にすること。現状のボトルネックを書き出して、自社にとって一番ストレスのない方法を見つけてみてください。

5. もしも次やるなら?失敗から学ぶ「後悔しない」アウトソーシングの選び方

一度は経理のアウトソーシングで手痛い失敗をして内製化に戻したとしても、「やっぱりプロに任せて、本業に集中したい」と思うタイミングはやってきます。もし次にもう一度アウトソーシングに挑戦するなら、同じ失敗を繰り返さないために絶対に外せないポイントがいくつかあります。

一番大切なのは、単に「価格が安いから」という理由だけで選ばないことです。安さだけで選ぶと、こちらの状況を理解してくれないマニュアル通りの対応ばかりで、結局社内での確認作業や手戻りが増えてしまいます。

次に重要なのが、コミュニケーションのスムーズさです。こちらの質問に対して、専門用語を並べ立てるのではなく、専門知識がない担当者にも分かりやすく親身に説明してくれるパートナーかどうかが運命を分けます。例えば、クラウドツールの導入支援まで一緒に行ってくれて、自社の経理状況をリアルタイムで共有できるような、風通しの良い関係を築けるサービスが理想的です。

完全に丸投げしてブラックボックス化させるのではなく、自社の経理の「仕組み化」を一緒に進めてくれる伴走型のサービスを選ぶこと。これこそが、次こそ失敗しないための賢い選択肢です。